はじめに
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
コロナウイルスの影響で様々な制約や自粛などで窮屈な世の中になってしまいましたね。一番ニュースが飛び交っていたであろう4月、5月にもスタジオ制作は作業を進めておりました。
今回で最終回となります。
工程
天井の板張り
天井の板張りはその8でも写真を何枚か掲載しましたが、天井張りの作業を最後の最後まで先延ばしにしていたので気分的にも非常に大変でした。まぁこれはそもそも梁を隠さずに仕上げるというコンセプトが作業量を増やした原因なのですが、終わってみると非常に開放的でいい空間になったと思います。
トイレ用個室制作
[2019年12月6日] 〜
ようやく市の下水管が開通する目処が立ったのでいよいよトイレ用個室を仕上げる必要が出てきました。
個室内に設置して貰う予定である小さい手洗い用流しのための排水管を考えておらず、個室の外に設置される流し台の排水管とひとまとめにする必要が出てきたのでそのための穴も開けてあります。
トイレの内装
最初、水道管と排水管は板などで覆って隠そうと思っていましたが、つっかえ棒と短いカーテンで十分だという話になり採用しました。
右手前の手洗い場は水道屋さんに設置して頂きました。
トイレのドア制作
今まではごつい防音扉ばかり作ってきましたが、今回は軽くて薄い最小限度の扉です。木枠を作り5、6mmの薄いベニア板を木工ボンドで貼り付けました。
流しとラックの設置・取り付け
水道屋さんの排水管と水道管の工事が終わったので棚などを取り付けた所です。
トイレの完成
工事完了後のトイレ完成写真です。なかなかいい感じに仕上がったと思います。
防音ドアの作成
4度目の防音ドア制作です。多分今回のものが一番出来が良いと自負してます。今ままで作ってきたドアと違うところは、中に入れた吸音材です。
今まではコストの事もあって80kg/m3のものを詰めて来ましたが、今回使用たのは200kg/m3のものです。高防音性能には重さが必要なので
80kgは8枚入りなのに対し、200kgは5枚しか入っていませんが、届いてみて意味がわかりました。これめちゃくちゃ重いんです。そして詰まっている分が固くなり、加工がしづらいのも確かです。
ですがこれだけ重いとそれはそれで効果がありそうだと期待も高まります。
結果はかなりいい感じです。過去1番重い扉になってしまいましたが材料を思い切って変えた効果はあったと思います。
完成写真
終わりに
2018年4月から不定期でスタジオ制作の模様を公開して来ましたが今回を以って最終回となります。
ただ完成と言っても、きっとマイナーチェンジはしていくだろうし、模様替えしたくなる日は来るのかもしれません。
最初の企画段階では、ちょっとしたボーカルブースだけを作る予定だったのに、予想外にいろいろなところに手を出してしまい、とんでもない規模になってしまった時は、若干後悔したこともありましたが、完成できて本当に良かったです。
ここまでお付き合い頂いた方本当にありがとうございます。
そして制作にご協力くださった、友人、親戚の方々に感謝の意を表明し閉めさせていただきます。
ありがとうございました。
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